映画「ハロウィン・ナイト」ネタバレあらすじ感想

2023年10月14日

映画「ハロウィン・ナイト」がどんな内容なのかを紹介します。結末までのネタバレを含むのでご注意ください。

また、記事の後半では、本作に「閲覧注意シーン(例:グロ、虫、精神的恐怖)」があるかどうかについて言及しています。そういった描写が苦手な方のお役に立てると思いますので是非この記事を最後までご覧ください。

登場人物

チリー・ビリー・・・ラジオ番組の司会を務める男性。
ポール・・・ビリーと同じラジオ番組の聞き役。
カイラ・・・絵にかいたモノを具現化する能力を持つ少女
バッド・キャンディ・・・カイラの描いた絵から生まれたピエロの化け物

簡単な話の流れ

1.ハロウィンの日にあるラジオ番組で怖い話特集が始まる
2.いくつもの怖い話が語られていく
3.怖い話のひとつと同じことがラジオ局で起きる

あらすじ

ラジオ番組のハロウィン怖い話特集

ハロウィンの夜。ラジオ番組のDJチリー・ビリーとポールは、リスナーにむけてハロウィンの日に起きた怖い話を始める。

怖い話その1:怪物を召喚する少女

カイラという少女はその友人とともに、ハロウィンのコスチューム姿でツリーハウスに集まっていた。そこへひとりの男児がやってきてかぼちゃをたたき割るいたずらをする。男児はその後、別の家でもいたずらを働き、バッド・キャンディと呼ばれるピエロに小さな人形にされてしまう。バッド・キャンディは絵にかいたモノをこの世に召喚できるカイラが生み出した怪物だった。

このあと友人と家々を巡りお菓子をもらうつもりだったカイラだったが、継父に連れ戻され外出禁止命令を受けてしまう。悲しみに暮れていたカイラは亡き母親を召喚した。継父は、カイラの母親に魂を吸われ、死亡した。

怖い話その2:お菓子にカミソリを仕込む老人

ある老人が子供たちにあげるお菓子にカミソリを忍ばせていた。そして、家にやってきた子供にそのお菓子をあげる。そこへバッド・キャンディが現れ、老人を操りカミソリを口に加えさせた後、血しぶきが出るほど痛めつけ殺した。

怖い話その3:トイレに現れた殺人鬼

チャーリーというヤクの売人が仮装パーティのあと、ガソリンスタンドのトイレに立ち寄った。個室で用を足していた彼のスマホに、一枚の画像が送られてくる。それはいままさにトイレにいるチャーリーの姿を撮影したものだった。チャーリーがドアを開けるとそこには悪魔の仮面を被った殺人鬼がいた。チャーリーは個室に逃げ込むが暴行され殺されてしまう。

怖い話その4:蘇る死体

アビーという女性も仮装パーティに参加していた一人だった。彼女は上司に死体安置所での待機任務を要請され、しぶしぶと仕事場へ向かった。ヤクでハイになったアビーは、男性の死体をもてあそんでしまう。すると、男性が息を吹き返しアビーに襲い掛かってくる。さらに、別の複数の死体も蘇り、アビーを囲み始めた。

怖い話その5:知り合いの泥棒

マリーという女性が仮装パーティから帰宅すると、昔なじみのジミーが家の中を物色していた。ジミーに見つかったマリーは必死に逃げた。ブランコの近くを通りかかったところで、ブランコのチェーンがビリーの首を締めあげ窒息させる。その後、バッド・キャンディがビリーの体をバラバラに解体した。

怖い話その6:人間狩りを楽しむ男たち

人間狩りのターゲットを探していたライドシェアドライバーのダリルは、乗客の女性に知り合いの男たちを紹介してもらう。ダリルは仲間と一緒にその男たちの何人かを殺し、残りを森へと連れていく。そして、男たちにかぼちゃの被り物をかぶらせ解放する。逃げ惑う男たちに向けてダリルたちは、槍を投げ始めた。ダリルの仲間の一人、レニーはコウモリ男に変身し、上空から狩りを行う。ダリルたちは男たちを全滅させた。

ラジオ局の火災

ここでチリー・ビリーとポールのもとにリスナーから電話でリクエストが届く。チリー・ビリーは、リクエストを受けてある心霊テレビ番組の取材で起きた悲劇について語り始めた。

レポーターのジュディはテレビクルーを引き連れ、古びた屋敷を訪れた。そこは、30年前にジェイコブという少年が度胸試しのために入った屋敷で誤って火をつけ、いじめっ子に閉じ込められ焼け死んだといういわくつきの建物だった。

ジェイコブを死なせたいじめっ子はラジオDJのポールであることが判明する。ラジオの放送中に超常現象に見舞われたポールはジェイコブが死んだときと同じように、燃え盛る建物の中に閉じ込められてしまった。チリー・ビリーは命からがら建物から脱出し無事だった。

閲覧注意なシーンはある?

さて、ここでは本作に閲覧注意シーンについて解説します。

「目がえぐれた男性の死体」
魂を吸われた男性が死亡し、目がえぐれた死体が映ります。

「カミソリを飲み込む老人」
老人が怪物に操られカミソリを口に入れる描写があります。

「バラバラ死体」
泥棒の男が怪物に殺され、その死体がバラバラに解体されるシーンがあります。生首がリアルで結構うぇっとなります。

「首もげ」
男性が怪物に首をもがれる描写があります。

ざっとこのあたりでしょうか。

世にある残酷表現が過激な作品のなかでは、比較的マイルドな部類の映画です。残酷表現を細部まで描いてはいないのでエグみも少なく、そこまで身構える必要はありません。

感想

ハロウィンの日に起きた陰惨な事件集

ハロウィンを舞台に、快楽殺人者や超自然的な化け物が人々を襲うホラー映画。ラジオDJの二人が語るいろんな怖い話を語るスタイルになっていて、毛色の違う恐怖表現がいっぺんに楽しめるという点では飽きの来ない面白さが味わえる一作と言えるかもしれません。バッド・キャンディというピエロやコウモリ男のデザインやその特殊メイクのこだわりなど、主にビジュアル面では「いいなこれ!」と思える場面もいくつかありました。しかし、恐ろしい目に合う人物が次々と変わっていくので、感情移入する暇がなく、そこまで怖がることができませんでした。

ハロウィンの雰囲気を味わうには最適か?

ぶっちゃけそこまで激押ししたい映画ではありません。

日本でハロウィンといえば、コスプレして街に繰り出して大騒ぎというスタイルですが、子供たちがお菓子をもらってまわるアメリカのハロウィンの雰囲気を味わいたい方は観たら楽しめるかもしれません。というか、本作はおそらくアメリカの住人が「自分のよく知るあのハロウィン」を懐かしつつ、ちょっと怖がりたいという目的で鑑賞する用の映画にみえます。

作品情報

2020年製作/104分/アメリカ
原題:BAD CANDY

ホラー映画

Posted by horrordarake